仮面高血圧とは
診察室血圧は正常なのに家庭血圧が高い状態は仮面高血圧と呼ばれます。つまり普段は血圧が高いのに、
先生の前では「自分は高血圧ではありません」と、仮面をかぶっているというわけです。
薬を飲むまでは血圧が高いけれど、朝薬を飲んだ後、血圧が下がって行き、最も薬が効いている時に診察を受けるため、外来血圧は低くなっています。
このほかに、仕事のストレスや喫煙の影響がない、受診中だけ血圧が低くなることも原因である可能性があります。
このタイプは、治療が行き届かない状態が何年も続き、病気を起こすリスクが高いといわれます。
しかし、このような血圧の動きも、家庭血圧を測っていれば、早く気付いて先生に相談することができます。