食事での高血圧対策
血圧をあげる原因のナトリウム=食塩量を見直すことが重要
日本人の平均摂取量が10g前後なので、それ以下を摂取するようにしましょう。(6g以下)
1、野菜類(小松菜、レタス、かぼちゃなど)
生で食べたり、煮物やスープにしたりできる野菜類は、カリウムが豊富な食材の代表です。
とくに、レタスは生で食べやすい野菜なので、生で好みのドレッシングなどをかけて食べるのがおすすめです。
野菜は健康づくりにも重要な食材ですが、注意したほうがいい点があります。それは、味つけが必要になるということです。
調味料などの使い過ぎには気をつけ、可能であれば「かける」よりも「つけて」食べることが減塩につながります。
2、果物(バナナ、キウイ、柿など)
果物は調理不要で食べられて、カリウムも豊富に含まれています。バナナやキウイは,
1年中スーパーに置かれているので、普段の食生活にも取り入れやすいでしょう。毎食食べる必要はないので、1日1回程度、食べるよう心がけてみましょう。
3、海藻類(わかめ、昆布、ひじき)
わかめや昆布、ひじきなどの海藻にも、豊富にカリウムが含まれます。乾燥わかめは、カット不要なので手軽です。
水で戻して、手軽に味噌汁やサラダに使うことができます。また、ひじきは煮物に使うだけではなく、炊き込みご飯を炊く時にそのまま一緒に入れるのも手軽で、
カリウムを逃さず美味しく調理できます。普段からよく料理をする方は、昆布出汁を取っておき、味噌汁や煮物を作ると、
カリウムをよりとることができるのでおすすめです。
4、ナッツ類(アーモンド、カシューナッツ、ゴマ)
アーモンドやカシューナッツ、ゴマなどのナッツ類にもカリウムが豊富に含まれます。間食として適量食べるのも良いですね。
気をつけたい点としては、ナッツ類は塩分がついているものもあるので、できるだけ無塩のものを選ぶようにしてください。
また、ナッツ類は、脂質も多いので食べ過ぎには気をつけましょう。
芋類(さつまいも、里芋、じゃがいも)
寒い季節になると食べたくなる芋類。スープや煮物、そしてさつまいもは焼き芋にしても美味しいですよね。
煮汁も一緒に食べることで茹でて流れ出たカリウムも、摂取することができます。茹でるのではなく蒸したり、煮物にしたりして食べるのが、おすすめです。