高血圧対策は減塩だけ?
科学的に最も確立された血圧を下げる食事療法とは、塩分を減らすことです。
塩分を過剰に摂取すると、血管内に水分が貯留しやすくなるため、血流量が増えて血管の壁にかかる圧力が強くなります。
その結果、血圧が上がりやすくなります。ですが高血圧になる原因は、実は塩分だけではありません。
カロリーのとりすぎによる肥満、アルコールの飲みすぎ、ストレス、喫煙、運動不足などの生活習慣や、遺伝的な体質など様々な要因が密接に関係しています。
なので、血圧を下げるため、ひいては健康な体をつくるためには、生活習慣全体を見直す必要があります。